PowerShellのバージョンアップ

PowerShellを実行しようとすると「バージョンアップするように」と注意がでてきたので、最新版をインストールする。

環境

使っているPC環境はこちら。
・Windows10
・64ビット

やりたいこと

PowerShellを5.1から7.4.5にバージョンアップ・・!
プレビュー版ですが、最新は7.5.0-preview.5のようです。(2024/10/20現在)

事前準備

現在のバージョンを確認しておく。
PowerShellを起動し、以下のコマンドを実行する。

$PSVersionTable 

☟実行結果
PSVersionが現在使っているPowerShellのバージョン。

Name                           Value  
----                           -----     
PSVersion                      5.1.19041.3031
PSEdition                      Desktop 
PSCompatibleVersions           {1.0, 2.0, 3.0, 4.0...}
BuildVersion                   10.0.19041.3031  
CLRVersion                     4.0.30319.42000 
WSManStackVersion              3.0  
PSRemotingProtocolVersion      2.3
SerializationVersion           1.1.0.1 

手順

  • 手動でインストール
    複数のバージョンを入れたいときに。管理者権限([管理者で実行する])は不要です。
  • コマンドで実行
    パッケージのダウンロードの手間を省いて楽に進めたいときに。

の2つをご紹介。

手動でインストールする場合

1.公式情報 MSIパッケージのインストールから、インストールパッケージをダウンロードする。
  ※OSごとのパッケージはGitHubからダウンロードできます。
2.ダウンロードしたパッケージを実行する。
3.ここからは案内に沿って進めていく。
  なんか怪しい雰囲気…ちょっと心配になったけどこれが公式らしい。

4.インストール先を任意の場所に指定し、[Next]。

5.オプションを設定する。
  デフォルトは青枠の2つ。任意で項目を選択して[Next]。

  オプションの概要はこちら☟

  • Add PowerShell to Path Environment Variable
    PowrShellのパスを環境変数に追加する。複数のバージョンのアプリをインストールしておき、環境変数PATHの変更だけでバージョンを切り替えて起動したいときなどに必要。
  • Register Windows Event Logging Manifest
    Windowsに付属する管理ツールであるイベントビューアに登録される。PowerShellに問題が生じたときにログが記録される。
  • Enable PowerShell remoting
    別のPCから遠隔でPowerShellを操作できる。
  • Disable Telemetry (Reboost or Restart of processes may be required)
    セッションの有効期間中に、すべてのホスト アプリケーションに対して定期的に情報が送信されるのを無効化する。
  • Add ‘Open here’ context menus to Explrer
    右クリック(コンテキストメニュー)から、PowerShellを起動することができる。
  • Add ‘Run with PowerShell 7 context menu’ for PowerShell files
    スクリプトファイル(.ps1)の右クリックメニューに「PowerShellで実行」を追加する。

6.Microsoft Updateによる更新を設定する。 規定値のまま[Next]。

7.[Install]をクリックしてインストール開始。

8.インストール完了画面になったら、[Finish]をクリックして終了!

9.PowerShell7がインストールされていることを確認し、完了。

コマンドで実行する場合

1.PowerShellを開く。
2.以下のコマンドを実行。
  GitHubからパッケージをダウンロードします。

Invoke-Expression "& { $(Invoke-RestMethod https://aka.ms/install-powershell.ps1) } -UseMSI"

3.セットアップの画面が開くので、手動でインストールする場合と同様に、案内に沿ってすすめる。

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